エクセルのエラー値はそのまま放置しても致命的な問題になることは少ないのですが、何が間違っているのかわからずモヤモヤしたり、時には計算の邪魔になることもあります。今回はそんなできれば解消したいエラー値の意味について一覧にしました!
#DIV/0!
◆何の略? 「DIVidsion by 0」
◆直訳 「0による除算」
◆エラー理由
数式が0(ゼロ)または空白のセルで割られている
◆例
=A1/A4と入力していて、セルA4が空白か0になっている
#N/A
◆何の略? 「Not Available value」
◆直訳 「利用できない値」
◆エラー理由
対象となるセルにデータがない
◆例
=VLOOKUP(A1,E1:F4,2,0)の場合、セルA1が空白、もしくはセルA1と対になるデータがセルE1~F4にない
#NAME?
◆何の略? 「Unrecognzed NAM」
◆直訳 「認識されない名」
◆エラー理由
関数の名前や定義した名前が間違っている
◆例
=SAM(A1:A5) ※正解は「SUM」
#NUM!
◆何の略? 「An invalid NUMber」
◆直訳 「無効な番号」
◆エラー理由
使用できない数値(大きすぎ、小さすぎ)を指定した。
◆例
=10^1000 ※10の1000乗の意(大きすぎ)
#REF!
◆何の略? 「Invalid cell REFerence」
◆直訳 「無効なセル参照」
◆エラー理由
参照先のセルを移動したり削除したため、参照できなくなった。
◆例
=A1/A2と入力したが、どちらかのセルを削除してしまった
#VALUE!
◆何の略? 「Wrong type VALUE」
◆直訳 「間違ったタイプの値」
◆エラー理由
数値を指定すべきところに文字列を指定したり、1つのセルを指定すべきところにセル範囲を指定したりしている
◆例
=A1+A2 ※セルA1が「10」、セルA2が「a」で計算できない
いかがでしょうか。意味が分かれば原因も解消できそうですね!ぜひ参考にしてください♪